肩甲骨はがし（そのまま千切っちゃおう　笑）

昨日いっぽの前の遊歩道に咲く桜がちょうどライトに照らされて綺麗だなと見とれていたほとぎです。

やっぱり綺麗なものですね。ちゃんと外で季節を感じて楽しまないといけないなと思いました。

最近夜寝ようとすると背中が痛くて眠れない・・・

ずっと寒かったから体が縮こまってるのが自分でわかる・・・

肩回りや背中がスッキリしない・・・

最近そういう症状のお悩みをよくきかせてもらいます。

多くが背中や肩回りの筋肉の硬さが原因で起こる症状ですが

その多くに肩甲骨の動かせる範囲、つまり肩甲骨の可動域が関係しています。

今日は【肩甲骨はがし】についてお伝えしていきます。

そもそも肩甲骨（けんこうこつ）とは・・・

字のごとく、肩のところについた甲羅のような骨で、背中の上部に背骨を挟んで左右に存在する、三角形をした人体の中でも大きな骨のことです。位置的にも形的にも羽に似ていますね。胴体と腕をつないでる大切な骨のひとつです。腕を上げ下げする動作、回したりする動作と連動して動いています。

動きには6つあります。

１．挙上 ー両肩を上げた際に上部に動く

２．下制ー両肩を下げた際に下部に動く

３．内転ー両腕を後ろにしたときに肩甲骨同士が近づく

４．外転ー両腕を前にしたときに肩甲骨同士が離れる

５．上方回旋ー両腕を上げた際に上部に動いて肩甲骨下部が外側へ動く

６.下方回旋ー両腕を下ろす際に下部に動いて肩甲骨下部が内側へ動く

肩甲骨があるからこそ私たちは腕を自由自在に動かすことが出来るわけですね。

肩甲骨は実は肩鎖関節（けんさかんせつ）という鎖骨の外側の部分とのみ関節を有してる骨で、

そのほとんどが筋肉によって背中に位置づけられています。

主な筋肉は、菱形筋（りょうけいきん）、棘上筋（きょくじょうきん）、棘下筋（きょっかきん）

小円筋（しょうえんきん）、大円筋（だいえんきん）、僧帽筋（そうぼうきん）、三角筋（三角筋）、肩甲下筋（けんこうかきん）があります。

筋肉によって背中に位置づけられているので、どこかの筋肉が固くなることで、肩甲骨の動き（可動域）が悪くなり、

それによってその他の筋肉の動きも悪くなるという体にとって本当に重要な役割をしている骨ということになります。

「肩甲骨はがし」とは、アイドルや俳優などの握手会イベントで、ファンにいつまでもその場にいられると困るのでファンを引きはがすスタッフの俗称で・・・失礼しました。

肩甲骨はがしとは、筋肉によって位置している肩甲骨をまるで背中から引きはがすかのように動かすことで肩甲骨の可動域を広げるとともに、周りの筋肉の硬さをとっていく手技の一つです。

この言葉の認知度が高いためご存知の方もきっと多いはず。様々なテレビ番組や雑誌で取り上げれて専門の書まで出ていますね。

聞きなれない方には少し怖いものを連想させるワードかもしれませんね。

天使の羽をへし折るように背後から近付き肩甲骨をはがし取る・・・そんな野蛮な健康法ではありません（笑）

「肩甲骨はがし」とは？

「肩甲骨はがし」という恐ろしい名前のストレッチですが、実は背中の痛みや肩こり解消に効果があるんです。

少し昔ですが、「世界一受けたい授業」で、効果的な肩こり改善方法として紹介されていましたね。

背中の痛みや肩こり解消はもちろん、様々な体の不調を整えてくれます。

肩甲骨はがしの効果

肩甲骨はがしには背中の痛みや肩こり解消以外にもたくさんの効果が期待できます。

〇肩こり解消

肩甲骨まわりの筋肉を柔らかくほぐす事で、血流が改善し肩こり解消できます。

〇猫背解消（姿勢矯正）

肩甲骨まわりの筋肉をほぐす事で、丸まった背中が自然に伸び、正しい姿勢に矯正されやすくなります。

〇腰痛改善

姿勢が悪いことが原因で起こる腰痛も同時に改善することが期待出来ます。

〇体のラインを美しくする効果

肩甲骨まわりの筋肉をほぐすことで正しい姿勢になります。

姿勢を正すことで背中がスッキリし、本来あるべき体のラインに近づき美しくなる効果が期待出来ます。

ということで背中の痛みやだるさ、肩こりの解消には肩甲骨はがしが効果的なんです。

このような症状でお困りの場合、ぜひいっぽの肩甲骨はがしを受けてください。

きっと背中が、全身がスッキリするはずですよ！

患者様からは「肩甲骨そのままちぎれそう（笑）」「ここまで肩甲骨って動くんですね。めっちゃスッキリしました！」

と嬉しいお言葉を戴いております。(^^)

元気の道もいっぽから！

たくさんの人を元気に！

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